施設概要
静岡科学館る・く・るの基本理念
静岡科学館の設置目的
市民が自ら体験することを通して身近な科学に親しみ、及び科学への関心を高める場を提供することにより、市民の創造力及び感性の向上に資することを目的とする。
静岡科学館の基本理念
静岡科学館は、「“遊び”を通して、一人・ひとりの想像力・創造力を解放し、科学を“くらし”の中にいかしていく。」を基本理念として掲げる。
館長あいさつ
静岡科学館は、2024年3月に開館20周年を迎えました。多くの文化施設や学校、研究機関、企業、そして市民ボランティアの方々のお力添えをいただきながら、これまでに470万人を超える皆様にご来館いただいていることに、心より感謝申し上げます。静岡科学館は、「る・く・る」の愛称で親しんでいただいておりますが、実はこの愛称こそが、静岡科学館が最も大事にしていることなのです。 「る・く・る」とは、「みる」「きく」「さわる」の3つの言葉の終わりの文字をつなげてつくった愛称です。その愛称のとおり静岡科学館は、Hands-onを軸とした体験型の科学館です。館内には約50の展示物がありますが、どれも五感を使って体験していただけるものばかりです。また、この展示物で遊んでいる方々に、「楽しい」だけではなく、「ふしぎだな」「なぜだろう」「もっとこうしてみたらどうだろう」「わかった!」という思いをもっていただき、科学の楽しさや探究するおもしろさも体感していただけるように、スタッフが科学コミュニケーションを通してサポートしています。 静岡科学館では、展示物体験だけではなく、科学教室や科学工作、大型サイエンスショー、研究者に最先端の研究経過のお話が聞ける科学茶房、野外や研究施設へ出かけての体験、科学的な探究力を伸ばす教室系事業など、ほかにもたくさんの事業を行っています。事業の内容によっては対象年齢を限定させていただく場合がありますが、基本的には未就学のお子様から大人まで、幅広い年齢層の方を対象にしています。18歳以上の方を対象にした夜の科学館「オトナる・く・る」も定期的に行っています。 静岡科学館が大切にしていることをもう一つ。それは、来館された方々に、「科学は特別なものではなく、身の回りのものや現象の中にある」のを知っていただくことです。もちろん科学館ですから、ふだんは使わない実験道具などを使うことはありますができるだけ家庭でも試してみたり、観察できたりする内容を取り入れています。また、出口の横にあるミュージアムショップ(名称「ザ・スタディールーム」)では、家庭でも科学体験ができたり、科学の学びを楽しんだりできるようなものがたくさんあります。日常生活の中でも科学の「ふしぎ」や「なぜ」を見つけることができたら、科学がもっと身近に感じられることでしょう。今まで当たり前だと思っていたことが、ふしぎでおもしろいことに思えてくることでしょう。静岡科学館では、「る・く・る」をご家庭に持ち帰っていただきたいと願っています。 JR静岡駅南口から徒歩1分、静岡科学館る・く・るへぜひお越しください。お待ちしております。 |
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静岡科学館る・く・る 館長 都築 一晃 |
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沿革(えんかく)
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| ● | 昭和32年 11月
児童厚生施設として静岡県児童会館(駿府公園内)が開館
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| ● | 昭和48年4月
静岡県から静岡市へ移管され、静岡市立児童会館となる
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| ● | 昭和56年1月
科学館建設のための調査研究開始
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| | | ● | 平成3年4月
第7次静岡市総合計画に「(仮称)子ども科学館の建設」が盛り込まれる
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| ● | 平成9年3月
基本構想・基本計画策定
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| ● | 平成11年4月
(仮称)子ども科学館アドバイザリー業務・(ゾーン計画)を実施
| | | ● | 平成12年10月
(仮称)子ども科学館アドバイザリー業務・(展示計画)を実施
| | | ● | 平成14年1月
市長定例記者会見において、権利変換計画が認可されたことに伴い、再開発ビルの工事開始と科学館のコンセプトを発表
| | | ● | 平成14年3月
再開発組合が再開発ビル建設工事着工
| | | ● | 平成14年6月
科学館の愛称、キャラクターを全国公募
| | | ● | 平成14年9月
科学館の愛称とキャラクターが決定、愛称は「る・く・る」
| | | ● | 平成14年10月
科学館のキャラクターの愛称とシンボルサインを全国公募
| | | ● | 平成15年2月
科学館のキャラクターの愛称とシンボルサインが決定、キャラクターの愛称は「るくるん」
| | | ● | 平成15年11月
静岡市立児童会館閉館
| | | ● | 平成16年2月
静岡科学館の指定管理者を財団法人静岡市文化振興財団に指定(指定期間 平成16年3月20日から平成20年3月31日)
| | | ● | 平成16年3月
開館記念式典(20日)、開館(21日)
| | | ● | 平成16年5月
来館者10万人達成・記念式典開催
| | | ● | 平成17年2月
来館者30万人達成・記念式典開催
| | | ● | 平成17年12月
来館者50万人達成・記念式典開催
| | | ● | 平成20年1月
来館者100万人達成・記念式典開催
| | | ● | 平成20年3月
静岡科学館の指定管理者を財団法人静岡市文化振興財団に指定(指定期間 平成20年4月1日から平成25年3月31日)
| | | ● | 平成21年11月
来館者150万人達成・記念式典開催
| | | ● | 平成23年9月
来館者200万人達成・記念式典開催
| | | ● | 平成25年3月
静岡科学館の指定管理者を公益財団法人静岡市文化振興財団に指定(指定期間 平成25年4月1日から平成30年3月31日)
| | | ● | 平成25年8月
来館者250万人達成・記念式典開催
| | | ● | 平成26年3月
開館10周年記念式典開催・一部常設展示物更新
| | | ● | 平成27年7月
来館者300万人達成・記念式典開催
| | | ● | 平成30年3月
静岡科学館の指定管理者を公益財団法人静岡市文化振興財団に指定(指定期間 平成30年4月1日から平成35年3月31日)・一部常設展示物更新
| | | ● | 平成31年3月
開館15周年記念式典開催・一部常設展示物更新
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| | | ● | 令和元年7月
来館者400万人達成・記念式典開催
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施設概要静岡科学館る・く・る(愛称:る・く・る)
名称 | 静岡科学館る・く・る(愛称:る・く・る) |
所在地 | 〒422-8067 静岡県静岡市駿河区南町14番25号エスパティオ8~10階 |
電話番号
| 054-284-6988 |
FAX番号 | 054-284-6960 |
ホームページアドレス | https://www.rukuru.jp/
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指定管理者 | 公益財団法人静岡市文化振興財団
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建物概要
専用面積 | 6,398.09m2 |
その他の共用面積 | 1,472.08m2 |
総床面積
| 7,870.17m2 |